私(藤まなみ)は幼い頃から絵を描く事が好きでした。
2018年より、鉛筆画の細密画を習い始め、通常の仕事以外に、アーティストとしての活動をライフワークとして始めました。また、師事する先生の主催する展示会をスタッフとして手伝う事で、美術展示会のノウハウを学ぶ事ができました。
3年前に西東京市文化芸術振興会の存在を知り、入会しました。
ですが、西東京市文化芸術振興会では、音楽の活動やイベントは多かったのですが、美術系の展示会などはまだ少ない事がわかりました。
自分の中で絵が好きになった理由は、幼い頃に絵を大人の人に褒めてもらえたからかと思います。
写生の絵のコンテストがあり、姉はそこで何か賞をいただいて、(後に姉は美大に進みました。)負けず嫌いだった私は、同じように賞をもらいたくて、暗くなっても絵を描いていた記憶があります。笑
その時に賞は貰えなかったけれど、大人の方々に褒めてもらえた嬉しい気持ちと、賞が欲しかったという、ちょっと悔しい記憶が今でも残っています。
自分でアーティスト活動をするようになって、何人ものアーティストの方々とお話をすると、やはり小さい時や若い時に、絵を認められた記憶をお持ちの方が多いのだと感じました。
子どもにとって、若い人にとって、絵を認めてもらう、褒めてもらう事は、その後の人生に、大切な自信となり、生きる楽しみを支える1つになるのだと感じています。
現在の私の職業は、WEBサイトの制作です。絵の展示会を開催する際も、告知、応募、審査、投票、結果発表など、今ではWEBサイトを通してさまざまな事ができます。
私の会社は小さな規模の会社ですが、今までお客様に支えられ、西東京市で制作業を17年続けてくる事ができました。
・WEBサイトの構築、運用ができる
・美術展示会のノウハウがある程度わかる
この2つを考え合わせた時に、自分が次の世代に向けてできる事は何か、またアーティストの応援になる事はないかと考え、「みんなの展覧会」を開催する事を考えました。
次世代の子どもたち、若者たち、現在活動しているアーティストの方々がアート作品を展示する事で認知を広げてもらい、地元の方々も芸術を楽しめて、双方向に交流ができる。そんなアートをハブとした市民の繋がりが拡がっていけばと願います。
地元の多くの事業者様方にみん展の趣旨をお伝えし、志を同じくする事業者様に協賛いただきみん展を支えていただきたい。
アートの素晴らしさは、絵の上手さや技術の素晴らしさだけではありません。誰かの作品が誰かの心に感動や共感をもたらします。
そこで協賛事業者様方に、独自の基準で賞をご創設いただき、それぞれの感性に響いた作品へ、感動や共感を賞という形で授与していただく。
たくさんの賞を創設し、たくさんの作品が表彰され、たくさんの作品に鑑賞者の声が届く。そうしてアート作品が感動・共感という想いで人と人を繋げる。そんな美術展を考えました。
みんなの展覧会の企画立案をし、西東京市文化芸術振興会の理事会で検討していただきました。(2022年9月〜)
理事会の承認の元、プロジェクトリーダーをご指名いただき、プロジェクトチームが発足しました。
プロジェクトメンバー
西東京市文化芸術振興会 代表理事 西田克彦さん
西東京市文化芸術振興会 理事、西東京市議会議員 佐藤公男さん
レザーアート研究会、日本レザークラフト協会 代表 まつだみちこさん
どろんこ座紙芝居師、クレヨンアーティスト 日南田淳子さん
こうして5人のプロフェクトメンバーが決まりました。
2022年8月18日 西東京市文化芸術振興会交流会@コール田無にて、「みんなの展覧会」をやりたい事を皆さんに発案する。
2022年9月9日 西田さん、佐藤さんにご相談させて頂き、「みんなの展覧会」企画を役員会に図ってもらう事となる。
その後、役員会にて、正式に企画が認められ、プロジェクトリーダーの指名をいただく。
こうして皆様の温かくも熱い志に支えられて、みんなの展覧会プロジェクトがスタートしました。
(文責:藤)